アトピーの強い痒みを抑える10の入浴方法 | さだもり整体

2023/07/16 | アトピー

この記事を書いた人

<p><a href="https://sadamori-seitai.com/author/takeshi-sadamori/" target="_self">貞森大史</a></p>

貞森大史

鍼灸師・柔道整復師。 自身も重症のアトピーを克服した経験を持ち、整体での症状改善を目指しアトピー回復整体を行っている。
アトピーの強い痒みを抑える10の入浴方法

こんにちは。 大阪府豊中市のさだもり整体 院長の貞森大史です。 この記事では「アトピーの強い痒みを抑える!10の入浴方法」についてお話します。

皆さんは、入浴した時にお風呂から上がった後、とても強い痒みを感じませんか?

私がアトピーに悩んでいた頃は、お風呂に入るだけでとても強い痒みを感じ、我慢できず全てのかさぶたが剥がれるほど強くかきむしっていました。掻きむしるせいで浸出液が出てしまい、お風呂から上がると父にステロイドを塗ってもらい、ガーゼを張ってもらうのが日課になっていました。

この強い痒みがずっと続くと、私のように毎日掻きむしり、滲出液はどんどん出るし、皮膚もボロボロになり最後には苔癬化していきます。(皮膚が像の皮膚のように厚く黒ずみ、ゴムのように硬くなる)なので苔癬化させないためにも、お風呂対策をして、ちょっとでも痒みを抑えアトピーを悪化させない入浴方法についてお伝えします。

アトピーを根本から治したい方は、アトピーを絶対に完治させる方法をお読みください。

アトピーの痒みはなぜお風呂に入ると強くなるのか

入浴すると痒みが強くなるのには、原因があります。この原因が分からないと、いつまでも辛い痒みに耐えないといけないし、耐えることができなければ皮膚を掻きむしりアトピーはどんどん悪化していきます。

そうならない為にも、まずはなぜ痒くなるのか原因を把握することから始めましょう。

急激に体温が上がる

体温を急激に上げる

いきなり熱いお湯を体にかけたり、お風呂に浸かったりすると、急激に体温が上がり、炎症や痒みの原因である「ヒスタミン」が出やすくなります。また熱いお湯は、交感神経も刺激し、リラックスできず睡眠の質が悪くなります。

表皮にある皮脂膜は脂なので、熱いお湯には弱く、皮脂膜が無くなると、水分を失い乾燥やひび割れの原因になります。

特に冬場は身体が冷えています。冷えているところから、熱いお湯に浸かると皮膚への刺激も強く痒みがより強くなります。冷えているところから急に熱くなるという振り幅も皮膚への大きな刺激になります。

角質が破れて乾燥する

長くお湯に浸かると、表皮の一番外側にある角質層がふやけて破れ、水分を失いやすくなります。特に熱いお湯で長湯をするとより水分を失いやすくなるといいます。

アトピーで傷ついた肌は、角質層がボロボロで皮膚のバリア機能が失われた状態にあります。そこに長湯をしてしまうと、よりバリア機能が破綻し、水分が蒸散し乾燥が増します。

乾燥が増すと、皮膚の痒みも強くなります。

寒暖差で痒みがでる

寒暖差で痒みがでる

寒暖差でも痒みを感じることってありませんか?特に寒い所から暖かい所に入った時は、急に肌がピリピリして全身が痒くなることがあります。

この寒暖差が起こりやすい所がお風呂です。寒い脱衣所から暖かい浴室に入ると、体温が急にあがり痒みを感じやすくなります。

また、温度差が7度以上あると「寒暖差アレルギー」が出やすくなると言われています。寒暖差アレルギーを起こすと、かなりの痒みが全身を襲います。7度以上ってかなりの差になりますが、冬場の浴室やシャワーや湯船に浸かるならあると思います。寒暖差アレルギーは、自律神経が乱れていると起こりやすくなるとも言われていますが、1番は急な温度差が引き金となりそうです。

シャンプーやボディーソープが痒みの原因に

普段使用しているシャンプーやボディーソープが原因で痒みを起こすことが多々あります。

シャンプーやボディーソープが傷ついた皮膚に入るとピリピリしたりヒリヒリとした、皮膚にしみる痛みを感じた経験はありませんか。この刺激が感覚神経を刺激し皮膚の痒みをおこすことがあります。

またシャンプーやボディーソープに含まれる添加物が原因となり強い痒みを引き起こすこともよくあります。いい匂いがするように香料が含まれていたり、色を付けるための着色料、商品の劣化を防ぐための防腐剤やPH調整剤、泡立ちをよくする安定剤、泡が立ちすぎるのを防ぐ消泡剤など、上げるときりがありません。これらは副作用としてアレルギーを引き起こしたり、肌に合わないと痒みの原因にもなります。

また、シャンプーやボディーソープは、頭皮や皮膚を清潔に保つために殺菌作用のある添加物も含まれていますが、殺菌作用が強すぎると常在菌(常時存在する必要な菌)も一緒に殺菌してしまったり、表皮のバリア機能の一部である皮脂膜も流してしまいます。これらが洗い流されると、バリア機能が破綻し、外界からの刺激に弱くなったり、皮脂を失うことで乾燥しやすくなり、痒みを起こす原因にもなります。

ボディータオルの刺激

ボディータオルで体を洗うと皮膚へのダメージは大きいです。特にナイロン生地のボディータオルで体を洗うと皮膚が傷付きます。瘡蓋はがれ出血したり、治りかけていた皮膚にもダメージ与えます。またタオルで洗った皮膚への刺激で、痛みが出たり痒みが増したりもします。

通常のタオル生地でも、アトピーで傷ができた皮膚には負担が大きいので気をつけなければなりません。

強い痒みを抑える10の入浴方法

毎回の入浴で耐え難い痒みが出てしまうと、皮膚を掻きむしりアトピーは悪化し肌はボロボロになります。

そんなことにならないよう、痒みを抑える入浴方法についてお伝えします。

入浴前にストレッチをする

入浴前にストレッチで身体を動かし筋肉を伸ばしておくだけでも、血流が良くなり身体が温まります。入浴での痒みの原因の一つは、温度差です。特に冬は体が冷えています。そこにいきなり熱いお湯をかけてしまうと体は急に温まり、血流も良くなることで痒みが出やすくなります。

そうならないように、事前のストレッチで体をほぐして温めるだけでも痒みは落ち着きます。そのほかリラックス効果も得ることができます。

いきなり熱いお湯を掛けない

いきなり熱いお湯をかけたり、湯船に浸かると、熱いお湯が刺激になったり、皮膚温が急に上昇し血行が良くなり、炎症や痒みの原因である「ヒスタミン」が一気に出てしまいます。

そうならないように、初めは、ぬるめのお湯を手足の先の方からゆっくりとかけて、慣らしていきましょう。慣れてきら前腕、上腕、肩、体みたいな感じで、徐々にかける範囲を広げていきましょう。

湯船に浸かる時も、できるだけゆっくり入るよう心掛けてください。まずは、足をつけて30秒から1分をキープ。その後は腰まで、肩までみたいな感じで徐々に慣らしてみてください。

お風呂の温度に注意

お風呂の温度が高いと上記で述べている通り、強い痒みが出てしまいます。

そうならないように、お風呂のお湯は少しぬるめの38~40°に設定してください。シャワーの時も同様です。夏場だと、熱くてお風呂から上がった後に汗をかいてしまうことも多々あるので、36~38°ぐらいがいいかと思います。

できるだけ42°以上のお風呂はできるだけ入らないようにしましょう。交感神経が上がります。

長湯はしない

アトピーで乾燥しがちな肌が潤うからと、長くお湯に浸かる方も少なくありません。ですが、それは一時的に皮膚が水分を吸収するだけで、お風呂から上がれば数分で元の状態に戻るか、水分の蒸発で入浴前より少なくなることもあります。

また、長がくお湯に浸かることで、角質がふやけて剥がれ、水分やセラミド(角質細胞間脂質・天然保湿オイル)がどんどんお湯に流失し、乾燥や肌荒れの原因になります。

そんなことにはならないように、お風呂に浸かるのは10分以内で、体を洗うことも考えたら必ず15分以内に浴室から出るようにしてください。

お湯で頭や体を洗う

臭いや汚れ、脂が気になるから毎日シャンプーやボディーソープで頭や体を洗っている人、多いですよね。実は、この洗い方はあまりお勧めできません。

毎日シャンプーを使って洗うと、必要な脂や常在菌を過剰に落としています。表皮の一番上にある皮脂膜は脂です。この皮脂膜は皮膚のバリア機能の一部です。外界からの菌や汚れから皮膚を守り、水分を流失させないよう保湿の役割も果たしています。これを皆さん一生懸命シャンプーやボディーソープでごしごし擦って洗い流しているんです。だから皮膚が乾燥して肌が荒れるんです。フケも出るんです。
特に冬場は乾燥していることから、毎日シャンプーやボディーソープを使って洗うと乾燥が進み、痒みが出やすくなり、アトピーが悪化しやすくなります。

また、シャンプーやボディーソープに含まれる合成界面活性剤は、油汚れも落とす強力な洗浄剤です。本来、油は水と混じらないのですが、合成界面活性剤は水と油をまぜる化学薬品です。これが皮膚につくと、皮膚のバリア機能である皮脂膜を除去し、体に浸透し、タンパク質を変容させたり、皮脂膜が除去されたことで水分が失われ乾燥したり、ひび割れたりし、皮膚を荒らしアトピーを悪化させます。
それと、皮脂を過剰に落とすと、返って皮脂が増え、雑菌のエサになり繁殖します。

こういったことから、頭や体を洗うときは、お湯だけで十分です。お湯に約10分浸かると体の汚れの8割は落ちると言われています。
ただ、股関節や膝などの関節やシワが多い部位は、汚れや汗が溜まりやすいので、そこだけは通常よりもしっかりお湯で流してください。特に夏場は汗をかきやすい季節なので、牛乳石鹸などを使用した方がいい時もあります。牛乳石鹸は不必要な添加物(合成界面活性剤・香料・着色料・防腐剤など)があまり入っていないので、体を洗う際はお勧めです。ただし、牛乳石鹸は弱アルカリ性で洗浄力が強いので、洗いたいところだけを、小量で洗ってください。

手で洗う

ボディータオル(特に生地が硬く皮膚を傷つけるよなもの)は、皮膚を刺激したり、傷つける恐れがあるので、体を洗うときは手で体を優しく洗うようにしましょう。

決してゴシゴシと皮膚を強く刺激したり、傷つけるような洗い方は止めてください。優しく、ソフトに洗いましょう。背中など、手の届かないいところは、同居している方に同じ洗い方をしてもらってください。同居人がいない時は、お湯で洗い流すだけでもいいですし、皮膚を傷つけにくい、刺激が弱い、タオルなどで洗って下さい。

また脇や肘、膝裏などの関節部は、汗や汚れが溜まりやすいカ所なので、少ししっかりめに洗うか、石鹸を使ってさっと洗い流すようにしましょう。

石鹸を使って洗うときは、しっかり泡立ててから、泡で体を洗うようにして下さい。よく泡立てて優しく洗いましょう。洗った後に痒みでたり、違和感を感じるようであれば、中止してください。

シャワーの水圧に気を付ける

シャワーの水圧が強いと皮膚への刺激になり、痒みを起こす原因になります。なので、症状が出ているところや痒みが強い部位は、水圧を下げて、皮膚への刺激を極力減らしましょう。

また、シャワーを直接皮膚に当てるだけで痒みがおきる場合は、タオルを皮膚にかけその上からシャワーをかけましょう。

シャワーの温度にも注意しましょう。

クールダウン

お風呂に浸かったり、シャワーを浴びると体温が上がり、徐々に強い痒みが出てきます。それを防ぐには、クールダウン(体温や皮膚温を冷ます)が効果的です。

夏場であれば、30~33度前後ぐらいのお湯を抹消から徐々にかけて冷ましましょう。ここで気をつけてほしいのは、冷たい水をかけないようにしてください。体温や皮膚温が急に下がり、その反動で浴室から出た後に痒みが出てきます。また冷たい水が、刺激になり痒みを引き起こします。

冬場は、自分の体にぬるま湯をかけるよりも、シャワーで水を浴室の壁にかけてください。すると、浴室の温度が下がり、次第に体温や皮膚温も下がっていきます。

浴室で保湿を

乾燥が酷いところは浴室から出ると、どんどん乾燥しはじめるので、予め先に塗っておきましょう。

私は、いずれは保湿剤も控えていくことが、アトピー改善に重要だと考えていますが(なぜ重要だと考えてるのかは、○○をお読みください)、乾燥が酷い時は、保湿剤に頼るのもいいです。

ただし、保湿剤を塗るときは

  1. 体に合った保湿剤をぬること
  2. 全身に塗らず、乾燥が酷いところだけ塗ること
  3. 体の水分をキレイに拭き取ってから塗ること

以上のことに気をつけながら、保湿剤を塗りましょう。

頭皮は早く乾かす

濡れた頭皮を乾かさずそのままにしておくと、炎症がおこり、乾燥も進み、痒みの原因になります。特にシャンプーを使用すると、保湿に必要な皮脂まで洗い流し、バリア機能を失った状態になります。

なので、お風呂から上がったらできるだけ早くドライヤーで乾かしましょう。ドライヤーは、熱いを温風を頭皮に当て続けると、熱がこもったり、より乾燥が進む恐れがあります。なので、温風の温度を調節できるドライヤーであれば、低めに設定すること。調整ができない場合は、温風と送風を交互に使用しながら乾かしましょう。

季節によっては毎日入らなくてもいい

「お風呂に浸かると皮膚が潤うから」
「アトピーなので皮膚を清潔に保ちたい」

という理由で、毎日お風呂に浸かったり、シャンプーやボディーソープを使って体を洗う方がいらっしゃいますが、このことが原因でアトピーが悪化してしまう方もすくなくありません。

理由については、上記でも話してきましたが、簡単にまとめると、

  1. 合成界面活性剤や香料などの人工添加物がたくさん入ったシャンプーやボディーソープで洗う
  2. 毎日体を洗うことで皮膚に必要な皮脂や常在菌まで洗い流す
  3. 皮脂膜や角質が剥がれて、乾燥が進む
  4. 皮脂を過剰に洗い流すことで、過剰に脂が洗い流され、脂が雑菌のエサになる

が理由です。なので、季節によっては(特に冬は)、お風呂は毎日に入らなくてもいいと思います。
ただし、脇や鼠径部などの汗や汚れ、雑菌がたまりやすいところは、お湯で洗い流すか、拭くようにしましょう。

対策をしてお風呂に入ろう

お風呂は、一日の疲れを落とすリラックスタイムでもあるのですが、入浴の仕方によっては、アトピーを悪化させる要因にもなります。

ただ入っているだけでは、痒みが強くなったり、炎症を酷くさせたりと、どんどん皮膚が荒れていきます。

そうはならないように、上記のことを注意しながら入浴すると、アトピーの悪化を防ぐこともできるし、お風呂が苦ではなくなると思います。

アトピーが治るまでは、しっかり対策を経てて入浴しましょう。

当院ではアトピーを根本から改善する施術や日常改善をしています。お困りの方はいつでもご連絡ください。

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