絶対にアトピーを完治させる方法

2022/03/06 | アトピー

この記事を書いた人

<p><a href="https://sadamori-seitai.com/author/takeshi-sadamori/" target="_self">貞森大史</a></p>

貞森大史

鍼灸師・柔道整復師。 自身も重症のアトピーを克服した経験を持ち、整体での症状改善を目指しアトピー回復整体を行っている。
絶対にアトピーを完治させる方法

私は幼い頃アトピーに苦しみました。 アトピーが治らずいくつもの病院を受診し、手術まで受けたのに治りませんでした。でも今はアトピーに悩まされるこはありません。

アトピーを改善するには、皮膚科にいって薬をもらってただ塗っておけば治るという訳ではありません。
もちろん、薬のみで治る方もおられますが、何年もアトピーで悩んでいたり、痒みや炎症が強い方、浸出液がたくさん出ている方は、薬だけでは治りづらいと思います

現在もアトピーで悩んでいる方の為に、アトピー肌がキレイに改善する方法を皆さんにお伝えしていきます。私と一緒にアトピーを改善していくために、これから書いていることをしっかり読んでください。

アトピー改善の第一歩!自分のアレルギーを把握すること

アレルギー検査を受ける

アトピーを改善するための第一歩は、ご自身の体が何に対してアレルギーがあるのかを把握する必要があります。

アレルギーは体の痒みや湿疹など引き起こす恐れがあります。知らず知らずアレルギーを摂取したり、肌に接触している恐れがあります。なので、アレルギー検査をしていない方は、必ず病院で受けてください。受けるときは、調べる項目が一番多い検査にしましょう。項目が少ないと、何に反応しているのかわかりません。また、何年も前に受けたままの方も、必ず受けてください。今は違うものに反応している可能性があります。

アレルギーを把握する方法はアトピーとアレルギーの関係についてに詳しく書いていますので、そちらをご覧ください。

糖質を控えてアトピーを改善

実は糖質はアトピーを悪化させる要因になります。要因の一つとしては、糖質を摂取すると体内でエネルギーに変わる時に体温が上がります。この体温が上がる時に痒みを出やすくしたり、炎症を酷くさせてしまいます。

また、糖質の代わりに人工甘味料をたくさん摂取してる方もいらっしゃいますが、これはもっとダメです。人工甘味料はアレルギーを引き起こしたり、免疫に深く関与する腸内環境を壊してしまいます。

糖質や人工甘味料をできるだけ控えるようにして、タンパク質やビタミン、ミネラルなどをとり、痒みや炎症をしっかり抑えていきましょう。

糖質について、詳しく知りたい方は、無理のない糖質制限でアトピーを改善をご覧ください

ステロイド治療を間違えると危険!ステロイドの正しい使い方

アトピー治療に必要なステロイド

アトピーの治療で皮膚科に行けば、ステロイドを処方されませんか?私も昔アトピーで治療を受けていましたが、皮膚科に通院している時は必ずと言っていいほど処方されました。

このステロイドですが、使用方法や体の状態、使用するタイミングを間違えると改善しないどころかだんだん悪化したり難治性のアトピーに移行する恐れもあります。

ステロイドの塗り方は、症状が出ているところに、やみくもに塗ればいいわけではありません。塗る場所は、痒みがあるところです。症状が出ていても、痒くないなら塗らないでください。そこはステロイドを塗らなくても自然と治ります。そして痒みが治まっても1週間は塗り続けてください。大事なのは、アトピーの原因である炎症をしっかり鎮めることです。

ステロイドについて、ステロイドの本当の塗り方につては、アトピーを改善するステロイドの本当の塗り方をご覧ください。

食習慣はアトピーを根本から改善する重要な要素

アトピー改善に必要なたべものとは

何を食べるのかはアトピー改善にとても重要です。何故かという、食べ物から得た栄養素が皮膚の修復や再生の材料になるからです。食べ物から得た栄養素は血液と一緒に全身に回ります。回りながら傷ついた皮膚に栄養を送り、アトピーを治していきます。

なので、初めはしっかり食べることから始めましょう。少食な方はちょっとずつからでかまいません。暴飲暴食してしまう方は、腹八分にしましょう。その次に肌の再生や修復を促すような栄養を意識して摂取すること。タンパク質、ビタミン類、ミネラルなどなど、バランスよく食べましょう。

食習慣についてはアトピー改善のための食習慣をご覧ください。こちらの記事で詳しく紹介しています。

運動しない人はアトピーの治りが悪い

運動をしない人はなぜアトピーの治りが悪いのか

『アスリートにアトピーなし』
これは有名な皮膚科の先生から教えて頂いた言葉です。

何が言いたいのかというと、アトピー治療に運動は欠かせないということです。
なぜ必要かというと、体を元気にするミトコンドリアを活性化させる、汗をかくことで皮膚の保湿やバリア機能を高める、血流を良くし皮膚を修復する栄養素を送る、代謝をあげることでターンオーバーが正常に働き始める、皮膚の免疫機能が上がる、辛い乾燥が解消される、などアトピーを治すには良いこと尽くしです。

ですが多くの方は運動をしていません。していても、継続ができていません。なかには「運動をするとアトピーが悪化する」という理由でしない人もいます。確かに、運動をすると悪化してしまうケースもあります。が、これは正しい対処ができていないからです。正しい対処をすれば、悪化するどころか、だんだんとアトピーは改善していきます。

まずは、20分ウォーキングから始めましょう。運動はストレスも軽減させるので、とてもいいです。コロナ過で外出を控えている方は、自宅でエアー縄跳びやスロースクワットをしましょう。エアー縄跳びは、1分間飛んで20秒休むを、2セットしましょう。スクワットは、4秒かけてしゃがむ4秒かけて立つを10回しましょう。終わった後はストレッチで筋肉をほぐしましょう。

詳しく知りたい方は、重要!継続した運動がアトピーを早期改善するに書いていますので、こちらをご覧ください。

アトピーと保湿の落とし穴

アトピーと保湿

アトピー肌に保湿クリームを塗っていませんか?保湿をするたびにピリピリする、痒くなる、湿疹や紅斑が酷くなるなど、こんな経験はありませんか?

実はアトピーが悪化する原因は使用している保湿クリームのせいかもしれません。

『保湿っていけないの?』『病院でも処方されるから大丈夫なのでは?』と思っている方も少なくないと思いますが、その保湿剤があなたの肌に合っていないせいで酷くなっている可能性があります。なぜかというと保湿クリームには多くの人工添加物が使用されていて、肌の保湿を保つために使用されている成分が肌によくありません。

なので、まずは自分に合う保湿剤を探してください。できたら、無添加のものから選んで試しましょう。無添かだから必ず肌に合うとは限らないので、ちょっとずつ使用して、ピリピリしたり、痒みが出たり、違和感を感じるようでした合っていないかもしれないので別のものを探しましょう。

もっと詳しく知りたい方は、保湿剤でアトピーが悪化?その原因とケアを専門家が解説をご覧ください。

質のいい睡眠はアトピーを早く治す

アトピーの回復を早める睡眠について

しっかり睡眠をとれていない人のアトピーの治りは悪いです。それぐらい睡眠ってアトピーの回復にに影響します。

疲労した体の疲れをとろうと思ったら寝ますよね。ぐっすり眠れることができたら疲労感もなくなりスッキリしませんか?アトピーも同じで、寝ている間にホルモンが放出され、皮膚の修復や再生をうながします。

しっかり寝ていますか?睡眠時間はとれていますか?熟睡感はありますか?そうでないのであれば、ちょっとずつでも眠れる体づくりをしましょう。質のいい睡眠はアトピー改善を早めます。

使っている寝具はあなたに合っていますか?枕が高くて合わない、掛布団をかけると熱くて眠れない。敷布団が硬くて寝付きにくいなどなど。これでは体が休まりにくいので、ぐっすり眠れるように、あなたにあった寝具選びをしましょう。

また、寝る直前までスマホやテレビ・パソコンを見たり、アルコールやカフェインを摂ったり、42度以上の熱いお湯にはいったりしませんか?これらは、交感神経(体を活発にする神経)が昂り、寝付きにくくさせます。
寝やすくするには、寝る2時間前から間接照明に切り替えたり、白湯をを飲んだり、寝る前に38°~40°くらいのお湯に10分間浸かるようにしましょう

詳しく知りたい方は、睡眠不足はアトピーの原因!しっかり眠れる体に変わるための8つの方法をご覧ください。

入浴は対策を立てて入らないと激しい痒みに襲われる

入浴中や入浴後に、体のあちこちで激しい痒みを伴いませんか?激しい痒みが続くと、思わずを皮膚を掻きむり、傷ができたり、血や浸出液まで出てしまった経験もあるのではないでしょうか?

これが毎回続くと瘡蓋が剥がれ、治りかけていた皮膚が再び荒れ、アトピーが悪化します。

当院ではそうならないように、お風呂に入る時は痒みを抑える「対策」を経ててから、お風呂に入るように皆さんに指導しています。

例えば、お風呂に入る前に軽いストレッチをして、体を温めておくことが大切です。夏はクーラーで、冬場は気温の影響で体が冷えていることもあり、いきなり入浴すると寒暖差のせいから痒みを生じやすくなります。また、熱いお湯も同様です。お湯は頭や体幹からかけてしまうと、急激に体温が上がり、血中に痒み物質を作りやすくなり激しい痒みが体中に現れます。そうならないように、お湯は手足の抹消からゆっくりかけていくこと。

また長湯も肌を乾燥させ強い痒みを生む原因になります。長湯は皮膚の角質層をふやかしたり、剝がれやすくもさせ、そこから皮膚に含まれる水分が大量に失われていきます。

肌がキレイになるから!ツルツルした肌になるからと言って、湯船の中で体を掻いたり、擦る方がおられますが、それは角質層や顆粒層などの表皮を剥がし、真皮がむき出しになっているだけです。この状態でお風呂から上がると、皮膚はすぐに乾燥してしまい、強い痒みをともないます。
だったら保湿をしたらいいのでは?と思いますが、保湿剤には添加物がたくさん含まれており、それを皮膚に塗ると添加物に反応し、強い痒みを起こすことも少なくありません。

こんなことにならないように、対策をしっかり立ててから入浴することを強くお勧めします。

もっと詳しく知りたい方は、アトピーの強い痒みを抑える10の入浴方法をご覧ください。

ストレッチはアトピーに良いってしてますか?

ストレッチがアトピーに良いって知っていますか?

上記の食べ物のところで話していますが、アトピーを治すのは血液です。バランスの良い食事をとり栄養を血液に取り込んだ後は、全身にくまなく血液を送り込まないといけません。そのためには寝たり、運動をしないといけないんですが、その中でストレッチはかなり重要になってくると思います。

血液の循環は心臓がメインとなって行いますが、実は筋肉を動かすことで、筋肉がポンプの役割となり血液の循環を良くしています。その筋肉が硬いと血液はうまく全身を回ることが難しくなります。なのでストレッチを毎日やっていくとアトピーにいいです。ストレッチをすることで代謝も上がり、汗をかきやすい体になり、自然に保湿ができるようになったり、皮膚のターンオーバーがしっかり働くようになります。そもそもストレッチ自体が体に良いのでやりましょう。

ストレッチはシンプルなものでも構いません。体育や部活動で習ったようなストレッチでいいです。が、ゆっくり時間をかけてやることが大切です。短時間でやっつけのようにやるストレッチは意味がありません。また、体が冷えやすい場所は血流が悪くなっていると思うので、冷えやすいところを入念にやるようにしましょう。

もっと詳しく知りたい方は5つのストレッチでアトピーの改善を早めよう!をご覧ください。

アトピーはあなたの体の状態に合ったケアをすれば必ず治る

いかがでしたでしょうか。知っていることも、知らないこともたくさんあったかと思いますが、これらを適切にあなたの体の状態に合ったケアを継続していけばアトピーは治ります。

軽度のアトピーは比較的に治りが良く、薬だけでも回復していきますが、重度のアトピーになると、様々な要因が複雑に絡み合って、自分でも想像していないような原因が絡んでいることもあります。こういった時は一つ一つ原因を紐解いていくことで、症状は少しずつ緩解していきます。

アトピーが治らないと諦めずに、まずはこのブログを読んで、できることから始めてください。

当院ではアトピーを根本から改善する施術や日常改善をしています。お困りの方はいつでもご連絡ください。

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